以下の文章は、草野球総合サイト『幻のマネージャー』の管理人である 台東区軟式野球連盟「浅草・海賊」の中村貴徳様が発行しているメルマガから 中村様の許可を得て転載したものです。中村様ありがとうございました。

★★★球友がまた1人草野球界から去っていった・1★★★
★序章★  平成13年2月のある日「本物の男」が草野球を辞めた。  台東区在住・S君・31歳。彼は決して野球はうまくはないが情熱に溢れた男である。  S君のチームは中学の同級生の集まりで10年前に結成され 同区では1部リーグの中堅クラスに位置するごく普通の仲良しチームである。  そのチームでS君は実質、結成当初から「世話焼き係り」を自ら引き受け面倒な野球以外の部分を率先してやってきた。  10年間の草野球生活で欠席したのはたったの2回。そんな野球好きのS君が何故野球を辞めてしまったのか? ★皆さんはチームの為に何が出来ますか?★  ここで皆さんにお伺いします。  「あなたはチームのためにプレー以外で何かお手伝いをしたことがありますか?」  どうですか?何か思い当たりましたでしょうか?  草野球人の多くは「〇月〇日〇〇球場で〇時から試合です」と、 このようなチームメートからの電話で、ユニホームを着て球場に行けば試合が出来る、そんな方々だと思います。  しかしながらその「〇月〇日に試合が出来る」までの段取りは皆さんが想像するよりも決して楽なことではないのです。  ここで私が所属している「台東区軟式野球連盟の試合決定まで」を皆さんにお話します。 ★誰かがしている!!試合日決定までにすることとは★  まず、春先の平日18:30に同区のスポーツセンターに200を越えるチーム責任者が集まります。  言っておきますが18:30とは「抽選開始時間(早い者勝ち)」です。  よって試合希望日があるチームの責任者の方々なんかはチームメートの希望を叶えようと 17:00前には明かりも点いていない廊下に並んでいるのです。  その後、連盟の方々の挨拶が1時間半。夜20:00過ぎにようやく終了です。  どうですか?皆さんのチームが全員サラリーマンの方でしたらどなたが抽選会に行きますか? 「俺は会社が終わるの遅いから」「僕は会社が遠いから」と皆さん口揃えて言ってくるのが現状です。  しかしもしも「18:30〜スッチーと合コンがあるんだけどさ」と誘われても皆さんは同じ返事をするでしょうか?  その後家に帰り、一人一人の携帯に試合日を報告します。  ここで一番困るのが「まだわからない」の返事なのです。 ★何故まだわからないのか?★  理由はいくつかあると思います。  「仕事があるかもしれない」「予定が入るかもしれない」といくつかあると思います。  「仕事があるかも?」の場合は致し方ないでしょう。  しかし、「予定が入るかも?」は決して気持ちいい断り方ではないでしょう。  何故なら、そもそも野球は団体スポーツです。18人集まってはじめて試合ができるのです。  その内の1人でも欠席してしまったら17人がその日を無駄な日にしてしまうのです。  「自分がいやだから行かない」「面倒だから行かない」と自由に選択出来るのが現在の日本社会です。  しかしそんな考えの人は【断固として団体スポーツをしてはいけない】と私は考えます。  子供の頃に両親に「人に迷惑をかける人間にだけはなるな」といやと言うほど言われてきました。  私達は知らず知らずの内に大切な仲間に迷惑をかけているのです。 ★いつから彼はストレスを感じはじめていたのか?★  話はそれましたがS君を含め多くの「世話焼き・責任者」は試合日を迎えるまでには相当の苦労をしているのが現状なのです。  その苦労に耐えられなくなったときに人は「疲れたから辞める」という答えにたどり着いてしまうのです。  彼はいつから疲れはじめたのか?  それは10年前のチーム結成時からのような気が私にはしてならないのですが・・・。 ★以前彼と話したこと「常識って何?」★  以前から私は彼と「常識って何に?」について度々議論をしてきた。  「法律を犯さなければいいんだよ」から「人が不快に思うことをしなければ」と 人それぞれ「常識のライン」の位置はさまざまです。  しかし彼の「常識のライン」は非常に高かった?のです。  試合日の「集合時間の厳守」・「連絡の徹底」・「道具の管理」等 「野球が出来ればいいじゃないか」のレベルではなく「相手チームに迷惑をかけることなく、 気分よく楽しむこと」が彼の常識のレベルだったのです。(当然のことだとは思いませんか?) ★ストレスを解消するはずの野球がストレスを溜める?★  私も以前(現在も?)ストレスを解消するはずである野球において、 ストレスを溜めるという悪循環に襲われたことがありました。  何故、私とS君はストレスを溜めてしまうのか?  それは「見てみぬふり」が出来ない、そんな人間なのかもしれません。 ★先日この問題に関してS君と話をしてみた★  S君は私にこのように話してくれました。  《以下、S君の話》  「私は野球に関する知識がまったくありません。 試合の時はチーム内の野球経験者が指揮をとっています。  本来ならその中心にいる3人が率先してチームをまとめなくてはならないのに、 その3人のやる気のなさを感じた時が特にいやでした。  回りのみんなが「おまえのお陰でチームが存続しているよ」と言ってくれましたが、 全然嬉しくなく、そう思っているのなら行動で示してほしかったです」 ★その後のチームメートの反応とS君の気持ち★  《以下S君の話》  「野球を辞めた今、何人かは電話をくれました。 「みんな反省しているから戻って来てほしい」と言ってくれてますが、 ここで戻ってもチ−ムのためにはならないと思ってます。  話によるとチーム内の雑用事をみんなで分担していく事になったらしく、 一人一人が少しでもチ−ムの事を考える方向になりつつある事は良い事だと思っています。  この先チームのみんなが今までの行動に気付いてくれたのならまた復帰したいと思っています」 「何故なら、僕は本当にみんなが大好きだからです」と。 ★このような「本物の男」を、あなたなら見捨てることが出来ますか?★  私は声を大にして言いたい!  本当にこれで友人と言えるのでしょうか?  何年も前からチームを愛するがゆえに我慢して苦労してきたS君が、 自らの決断で張り詰めた糸を切り離す選択をした瞬間に「悪かったよ」「戻ってこいよ」と糸をつかみに行く。  あなた達はいったい今まで何を社会で学んできたんですか?と私は言いたい。  誰かが貧乏クジを引かなければいけない状況で、 率先して貧乏クジを引いた人間に対して皆さんは何と言う態度で接しているのでしょうか?  映画のタイタニックにあったように死ぬのがいやでいち早く救助船に乗り込み、 沈み行く船上でみんなの為に頑張ってる人を見て見ぬふりをするようなものです。  皆さんの回りにもこのような人が必ずいるはずです!  もう一度回りを見渡し、S君のように本気でチームを愛している方を見捨てないでください。  もし皆さんの気持ちの中に一滴でも「思いやりとゆう水」が流れていたならば、 どうぞそのような人を助けてあげてください!!  S君みたいな「本物の男を見殺しにする」そんな社会がなくなるような21世紀にしていこうではありませんか!!! ★最後にS君が私に言った一言★  最後にS君は私にこう言いました。  「ただみんなに迷惑をかけるのがとても嫌なだけです」と・・・。 ★最後に★ ※この文章は私個人の個人的な意見です。暴言や侮辱的な発言がありましたらお詫び申し上げます。 台東区軟式野球連盟「浅草・海賊」 中村 貴徳  次回は「この問題に解決策はあるのか?」をお送り致します。  今までの私の経験と多くの方の意見を参考に考えていきたいと思っています。  是非ご覧下さい。
★★★球友がまた1人草野球界から去っていった・2★★★
 今回は「チーム内の問題に解決策はあるのか?」をお送りします。  さて今回は、チームをまとめる上での悩みに解決策はあるのか?に迫っていきたいと思います。  まずはじめに「第一回連載企画・球友がまた1人野球界から去っていった」に 多くのご意見ご感想を頂き誠に有難うございました。  全国には同じ悩みで苦労されている方々が多いことを改めて知りました。  今後共、皆様方からのご意見を参考にし、今後増えるであろう心の悩みについて話し合っていければ幸いに思っています。  さて本題に入りたいと思っています。  まずは私のチームの試合開始までを、順を追ってお話したいと思います。  まず、年に4回、キャプテン会議にて試合日を決めに区のスポーツセンターに出向きます。  時間や内容に関しましては前号で紹介いたしましたので省略させて頂きます。  試合日が決定したら選手全員に「これるか?」の確認の電話を致します。  ここでの「全員」は大げさではなく、ほぼ全員の意味と思っておいてください。  「連絡簿」なるものが存在していますが、何度「連絡の重要性」を説明しても「解らない人には解らない」のです。  まず連絡簿で回すとします。  そこで各ラインに信用性のある人を数人立てています。  ところが決まって私に「OO君はまだわからないって」という返事をする者が数人います。  「何故わからないのか?」も前号でご紹介した通り「仕事」か「プライベート」なんでしょう。  ここでまずはじめのイラダチがくるのです。  各ラインに立てている人間は「私の御用聞き」ではないのです。  私に「OO君これるかわからないって?・・・どうする?」というのです。  ここでの「どうする?」に私は腹を立ててしまうのです。  チーム15人として各ラインにはせいぜいいて3〜4人。  その3〜4人すらも自分では管理できないのか?と。  必ず何かあれば「どうする?」と私に聞くのです。  普段、会社でも何かあれば「上司に聞いてきます」といい 自分の意見が言えない?いやいや解らない?人達で世の中は溢れかえっているのか?  もちろん、自分で判断すれば責任を負うことにないます。  だから人は「どうする?」と聞き、責任逃れをするのです。  何か問題が起これば「あの時俺は言ったじゃないか」とか「知らないよ、あいつに言ったもん」と逆切れしだします。  そこでチーム責任者は全責任を追うことになるのです。まるで会社の社長みたいですよね。本当に。 ここで私はあえて「君のライン何だから、何とかしろよ」と言いますと、 試合日数日前まで、あるいは前日まで連絡すらしてきません。  剛を煮やし電話して「どうなったか?」と聞いてみると 「あれ?OO君の留守電にお前の家に電話するようにって入れておいたんだけど、連絡ないの?」と、こんな感じです。  どこまでも、「面倒くさいのはいや」「俺はしらないもん」の繰り返しです。  それがいやで選手全員に自分で連絡をとらざるを得ないというのが実状です。  この「連絡に関する解決策」は私自身、持っていません。  何故なら考えるより、電話した方が早いからです。  それで割り切れるのならいいのですが、割けれず、怒りを溜めてしますからつらいんですよね。  どなたかいい解決策がありましたら、ご連絡下さい。  掲示板やメールでご連絡を頂ければ、大変有り難く思います。
★★★球友がまた1人草野球界から去っていった・3★★★
 こんにちわ!  幻のマネージャーの中村です。  今回は「チーム内に決め事は必要なのか?」について考えてみたいと思います。 ★「規約を作り守らせる事が出来るのか?★  各チームには最低限チーム内で作った「規約」なる物が存在するはずです。  私をはじめS君のチームも何度も「規約を作り守らせる」事をして来ました。 私のチームで言えば「集合時間の厳守(一時間前)」「ベンチでの禁煙」 「持ち物の徹底管理」「連絡の徹底」等いくつ上げてもきりがありません。  まず「集合時間の厳守」では、確かに一時間前にはくるようにはなりました。  しかしながら、ただくるだけで、ユニフォームも着ていなければ来た瞬間にコンビニに行き、 弁当を買ってきて食っているという始末です。  「ベンチ内での禁煙」につても、小さな子供もいるし、「一時間ちょっと位我慢したら」と思うのですが、 それを決めたらベンチの外で、いわゆるグランドの外に行きタバコを吸っています。  攻撃中はベンチの中に人はいない、そんなチームでした。  ましてやチームメートの彼女とかもタバコを吸う女性がいます。  「ベンチを禁煙」にしたら「そんなこと言われるくらいだったら行かない」と言い出し、 只今女性はゼロになってしまいました。  私のチームは選手が少なく、年間の半分以上は9人ジャストでの試合が多いのです。  夏の暑いときなんかは、ランナーで出た人が残塁になると私の彼女がグローブと帽子を持ってランナーの所に行き、 ヘルメットを受け取ってベンチに帰ってきます。  それだけの行為ですら、真夏の試合では非常に助けられるものです。  しかしながらある時、私の彼女が「もうファールボールを取りに行くのも、 グローブを持っていくのもバットを片付けれるのも、全部やらない」と言い出しました。 ★真剣に取り組むものがバカを見る?★  その彼女の答えに一瞬「やっぱりやらせたの悪かったかな?」との考えが脳裏をよぎりました。  私は恐る恐る「何故やなの?」と彼女に聞いてみました。  戻ってきた答えは私の考えとは遥かに違っていたのです。  彼女は言いました。  「私はチームのみんなの為に少しでも役に立てばと思い頑張ってきました。  また私もチームの試合に何らかの形で参加したかった」と。  ここで私は彼女に「参加してきてるよ。みんな、すごくありがたがっているよ」と言ってみました。  そしたら彼女はこう私に言ったのです。  「私が気づく事を全てやったら、他の女性達から「あの子いい顔しすぎだよね」と言われた。」  「私だけチーム内の女性達に嫌われていてすごく嫌だ」と。  こんな矛盾てあるでしょうか?  私は何事にも変えられない位の憤りを感じました。  「いいたいことを言えば解決できる」「規約を作れば解決できる」は常識人の集まりなら可能な事だとは思います。  しかしながら「草野球」はあくまでも友達の延長の集まりです。  S君も「草野球で文句はあっても、普段は友達」と言っていました。  私自身は「常識を守れなければ、友達とはいえない」と思っています。  「親しき中にも礼儀あり」という言葉が存在しますが、その通りだと私は思っています。  でも「言いたいことをいい、煙たがれるのが怖いと思う」事は事実です。  最近はまるっきりなくなってきましたが、以前は怯えていました。  S君をはじめ多くの責任者の方々はこの「怯え」が存在するのではないでしょうか。  しかしながらそれが出来ないで悩んでいる方々が非常に多いのが現実です。  「嫌なら辞めればいいじゃないか?」が正論だとは思うのですが、それを伝える事が出来ない人が苦しんでいるのです。  これからも「何でも言い合える友人」を作れるようにみなさん!!前向きに頑張っていきましょうね!!
★★★球友がまた1人草野球界から去っていった・4★★★
 こんにちわ。  幻のマネージャーの中村です。  今回は「チーム内に決め事は必要なのか?NO2」をお送り致します。  前回は「規則を守らせることが出来るのか?」を取り上げ、全国より非常に多くのご意見、ご感想を頂きました。  皆さん、本当にありがとうございました、と共に、これからも解決策を考えて頑張って行きましょうね!!  前回は「チ−ム内に決め事は必要なのか?」について書いてみましたが、 今回は「チーム内に決め事はいらないのでは?」についてお話ししていきたいと思っています。  まず「集合時間の厳守」についてですが、前号で寄せられた全国各地のチーム責任者のご意見を参考に致しますと、 ほぼ100%のチームが「集合時間は決めている」と答えていました。 ★本当に集合時間って決めなくてはいけないの?★  私のチームも今現在、集合時間なるものが存在しています。(ちなみみに私達のチームは一時間前です)  以前は、私自身も「団体で楽しむものには、最低限の約束事は存在する」と思い込んでいました。  その最低限の約束事が前号で述べた事でした。  3年前までは真剣に規則を作り、その輪を乱したものには真剣に約束事の大事さを説いてきました。  しかしながら、何度約束しても「車が込んでいた」とか「アイツが寝坊したんだ」などの理由で守れない人達が存在していました。  そこで私はある野球以外の親友にこのことを相談してみました。  そこで彼は私にこう言いました。    「怒りを溜めるくらいなら遊ばなければいいのでは?」と  正論でした。前号でもお話しした通り、折角の大切な休日に怒りを溜めて、何してるのだろうと。  しかし当時は野球からはなれることが出来ず、その他の解決方法を模索していました。  そうしたらこのような話をしてくれた友人がいました。  「いっそのこと、決まりごとを全て無くしてみたら?」  彼はこのような事を私に言ったのです。「いっそのこと、決まりごとを全て無くしてみたら?」  私は彼にこう言いました。  「お前は関係ないからいいが、無責任な事を言うなよ」と。  でも彼は無責任な発言をしたのではなく、真剣にアドバイスをくれていたのです。 ★縛り付ければ、解きたくなるものだよ。もう大人なんだからさ★  正直言って、当時の私のチームから決め事を無くしてしまうことなど想像すら出来ませんでした。  何故なら、そんなことをしたらみんなが勝手なことをしてしまい、収集がつかなくなると思っていたからです。  しかしよく考えてみてください。  時間厳守は本当に決め事なのでしょうか?  試合があり、その中でみんなに迷惑をかけないようにと考えれば、自ずと早く来て体を解すのではないでしょうか?  今まで集合時間に遅刻してくる人達に「早くこい」と言いつづければ、 怒られるのが怖くて「嘘をつく」と言う「悪循環」が発生していました。  ましてや、遅刻して怒られるのが嫌で、車のスピードを上げて事故でも起してしまったら大変です。 ★怒ることだけが約束を守らせるクスリではない?★  もし、あなたが遅刻をする度に怒られつづけられたとしたら、あなたは監督をどう思いますか?  多分、「うるさいな、少しくらいいいだろう」と思う人が多いと思います。  でも、もしも仕事先での取引だったらと考えるとこの答えはでないと思うのですが・・・、どうでしょう?  そこで遅刻常習犯に「遅れるのであれば、遅れると電話してくれ。 事故でもあったのかと心配だからさ」と言ってあげてみてください。  多分、遅刻常習犯は「あれ?いつもと違うぞ。なんかやさしくないか?」と逆に不安がるでしょう。  しかし遅刻する度に、「いいんだよ。急いで来る位なら遅れても。 そんなことより事故の方が怖いから。その代わり遅れるときは必ず電話くれよな。 みんなお前の事、心配しているからさ」と言いつづけて見て下さい。  そのうちに遅刻者は「あいつら、俺の事本気で心配してくれてるよ。 そんな皆に心配かけさせられないよ」と代わってくるはずです。  これは、とっても危険な賭けです。  もしも、その賭けが失敗して「怒られないなら遅れよう」と思う人が多ければ チーム内はゴチャゴチャになってしまうでしょう。  しかし、それならそれでいいじゃないですか。  もう私達は社会に出た大人なのですから。  多くの草野球は大人の集まりです。  最低限のマナーは、20歳までには社会に教えられて来たはずです。  そのマネーを守れなければ・・・。  いいえ、なにも、恐れることはありません。  いっそのこと違うチームでプレーすればいいじゃないですか? ★最後に私のもっとも嫌いな言葉【しょうがないよ】について★  以前、私のチームでこのような二つの事件が起こりましたので、ご紹介致します。  4年前のある試合の時の事でした。  当チームの攻撃中、ランナー、一塁の場面で、次打者がライト前ヒット。  一塁ランナーは二塁をけり三塁へ・・・  その瞬間ランナーは絶叫を残し倒れてしまいました。  左アキレス腱断絶、全治半年の大怪我でした。  彼の周辺には皆があつまり「大丈夫か?」「がんばれよ」の声だけがこだましました。  すぐに救急車が到着し彼は病院へ。  残念なことにベンチに控えの選手はいなく(9人ジャストでしたから)規定により「試合放棄」で負けてしまいました。  試合終了後、チームのみんなの口から出る言葉はみんな同じで「しょうがないよ」「しょうがないな」の連発でした。  挙句の果てに「やっぱり10人はいないとな」「あと1人、何とか成らなかったのかよ」と言い出す始末。  私は常々『しょうがないとは精一杯やったものだけに許される言葉』だと信じていました。  しかし、ケガをした彼は、本当に「精一杯」やったのでしょうか?  集合時間も守らず、グランドに到着するなりパンを食いながらユニフォームに着替え、 ランニングもせずに少しだけキャチボールをしてすぐ試合。  これは「怪我したい」と言っているようなものです。  こんな彼に向かい「しょうがないよ」「大丈夫か」はかけてはいけない言葉ではないのでしょうか?  私は思いました。「怪我して当然だよ」「みんなに迷惑かけるなよ」と言ってやりたかったです。  皆さんの回りにもなにかあればすぐに「しょうがない」という人、多くありませんか?   「しょうがない」とは、次にご紹介する2つ目の事件の、彼にあてはまる言葉ではないでしょうか?  今から3年前のある日、チームメートが試合中に右肩を脱臼する出来事がありました。  彼は集合時間を忠実に守り、ランニングをして汗をかき、 ストレッチをしっかりしてからキャッチボールをし、十分に体をほぐした後に試合に挑みました。  彼はセカンドを守り、1,2塁間のボールに飛びつき、 その反動で右肩脱臼全治のケガをし、二ヶ月の重症を負うことになりました。  彼はこの怪我を防げたでしょうか?  私は防げなかったと思っています。  彼こそが「しょうがなかった」と言える人ではないでしょうか? ★何でも人のせいにせず自分で責任が取れる人達の事を 『社会人』って言うのではないでしょうか?★  以上、4回に渡り長々と私個人な「愚痴」のような話をさせて頂きました。  私なりの結論は、【約束事は必要ない!!何故なら私達は社会人だから】です。